熱安定度試験器 (JFTOT法)TO10JIS K2206 / K2276、ASTM D3241、IP 323 等AD Systems社
TO10は、ジェット燃料の試験に革命をもたらしました。比類のないシンプルな操作と試験結果の信頼性を実現し、ラボの生産性を飛躍的に向上させた試験器です。
試験準備に工具が不要なため、オペレーターの作業は最大限に簡素化され、さらに直観性のある作業工程により操作の簡便性を実現しました。スマートソフトウェアがすべての試験状態をリアルタイムで監視し、各種規格に準拠したアルゴリズムで制御。測定温度範囲も広く、100~380℃で対応が出来るため、従来型燃料、合成燃料、新型燃料など、あらゆるタイプのサンプルにも対応し、信頼性のある試験結果を提供します。
デュアルシリンジ制御による燃料ポンプシステムは、脈動がない流量制御を行い、ペルチェモジュールを採用した温度制御システムは冷水循環が不要です。完全に自動化されたシステムにより、完璧で精確な試験を提供いたします。
堅牢性と信頼性を備えたTO10は、民生用および軍用燃料の試験を行うあらゆるラボで活躍します。
製品詳細
| 準拠規格 | JIS K2206 / K2276、ASTM D1655 / D3241 / D7566、IP 323、ISO 6249、DEF STAN 91-091 |
|---|---|
| 試験温度範囲 | 100 ~ 380 ℃ |
| 差圧範囲 | 0 ~ 750 mmHg |
| 試験時間 | 4 ~ 600 分 (プログラムにより可変) |
| エアレーション | 1.5 L/min (プログラムにより可変) |
| 空気湿度 | 湿度センサー付き乾燥剤カートリッジにより制御 |
| 熱電対 | Type K, Class 1 (レンジ: 0 ~ 500 ℃) |
| 燃料フロー | デュアルシリンジによる制御 (標準: 3 mL/min、またはプログラムにより可変) |
| 温度コントロール | ペルチェモジュール + ヒートパイプ技術 (冷水循環不要) |
| ヒーターチューブ | 専用ゲージ搭載で簡単に位置決めが可能で、接触面と伝導性の再現性が正確 |
| 安全機能 | ・スライドドア式のドラフトフード構造で蒸気を遮断。ドラフト排気システムに接続可能 ・各種センサーおよびソフトウェアによる安全機構 (温度、流量 等) |
| インターフェース | USBポート × 2、イーサネットポート |
| 電源 | AC100V 50/60 Hz, 8A |
| 寸法・重量 | 440 (W) × 600 (D) × 670 (H) mm,60 kg |
JFTOT試験自動評価器 DR10
オプションの DR10型 自動評価器を用いることで、経験や専門知識がなくても、干渉法(ITR)により、チューブ表面の堆積物分布の3Dプロファイルを自動評価。光ファイバープローブを備えた分光計と独自設計のソフトウェアで精確に計測し、目視による評価の主観性を排除します。
さらに、1台の DR10 を複数台の TO10 に接続し、評価結果を自動転送することが可能。データ管理も容易になります。
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